さあ 今年もやってきました!!清風窯恒例 薪窯体験で~す!! 今年も、自然豊かな富士山麓にある白糸陶房さんにお世話になりました。(^-^)
2011年
薪窯体験談
薪窯体験2010年
薪窯体験談 (2010年10月22日~24日)
今回は初参加のimaさんからのレポートです。 さてさて、どうなることやら・・・・
さあ 今年もやってきました!!清風窯恒例 薪窯体験で~す!!
今年も、自然豊かな富士山麓にある白糸陶房さんにお世話になりました。(^-^)
ギャラリーに向かう杉並木がステキです(^v^)
近くには白糸の滝もありますよ~
今年は、10月23日(土)から清風窯生徒5名が福田先生とご一緒に参加させていただきました。

薪が少ないとのことでしたが、苦労して集められた薪がいっぱいでした!!
右は薪窯の正面です。 今年もよろしくおねがいします! 窯さ~ん(*^_^*)
実は私たちが訪れる前日(22日)から作業は始まっており、まだ温度も1000℃に達していません。
でもここまでの過程でも相当の御苦労があったとのことです。
先生お疲れさまでした(^.^)
さあ!初日の窯炊きが始まりました!!張り切っていきましょう!!
オォ!!あれに見えるは私の作品?!ちゃんと窯に入れてもらえたのね。。(涙)
夜になっても作業は続きます。。あれッ!朝からメンバー変わってない?まさか!な~んて。。
初日は福田先生の娘さんも飛び入り参加し、大勢の皆さまが交代で徹夜の作業を行いました。
初日の皆さま、本当にお疲れさまでした! (謝謝)
そして次の朝。。チーム清風窯の参戦で~す。(祝)
富士山見えないねえ~。そりゃ後ろから富士に見られてますから。。。(^O^)
おー寒!と言っているのは今のうち?初参加の私です(シシィ)
相模原を朝6時に出発し、約2時間半かけて白糸陶房さんへ到着しました。
早速、陶房主の遠藤先生と清風窯の福田先生が、窯の温度や還元にする時間などの打ち合わせを始めていました。これぞプロの顔ですね。
さあ!チーム清風窯の出番です!見よこのチームワークの良さ!!私は見てるだけ~(;一_一)
窯の後ろ、空気の通り道の蓋を開け、還元焼成の開始です。ようやく窯の入り口からもメラメラと炎が噴き出してきました。
温度は1000度を超え1145度~1150度のあたりで、タイミングを見ながら薪をくべていくのです。
このタイミングには長年の経験と勘が必要です。
溜まった灰を時々取り出してやります。 真剣ですね~(゜.゜)
う~ん お腹すいたニャー *注)にゃんこ先生を狙っているわけではありません(^.^)
何と! 取り出した灰の熱を利用して焼き芋(^u^) 今年は焼きリンゴや焼き玉ねぎもありましたよ。。よし!これを食べて、またがんばるぞ~!! WOO!!
あれれ~!! もしかして? 寝てる????(-_-)zzz
こうして2日目の夜を迎えました。
そして遠藤先生のお出ましです。。サンプルを取り出して焼き具合を見るのです。
上手く灰釉が掛っていると良いのですが。。取り出したサンプルを水で一気に冷やします。
左が1回目、右が2回目と3回目です。萩焼風ですね。。ちょっとカロリーが足りないかなぁ~(遠藤先生談)
遠藤先生自ら灰をかき回します。 さあ温度を1200度まであげましょう!
そして登り窯にも薪をくべ、遂に温度は目標の1200度を超えました。でもここからが勝負です。
正面 と左右の登り窯入口の3か所から、温度を見ながら、薪をくべるタイミングを見計らい、呼吸をあわせながら作業を続けるのです。ちょっとしたタイミングの違いで作品の出来が左右してしまいます。
クライマックスは皆の笑顔が消え、緊張の連続で真剣勝負でした。<(`^´)>
やがて作業は終了。窯の入り口を全て塞ぎ、あとは窯の余熱と作品達にお任せです。夜中の一時半頃だったでしょうか?皆さまお疲れさまでした。\(^o^)/
噂では聞いておりましたが、作業の合間にいたくご飯がとても美味しく、疲れが吹き飛びました。。優しい味です(^^)
美味しさのあまり、写真を撮るのを忘れてしまいました(-_-メ)
で。。いただいたものを思い出してみました。 どうぞ想像してみてください。。
奥様、食材を提供して下さった皆様。ありがとうございました。
ご馳走様でした!!
来年は私の手作り○※▼□を是非!
いらん イラン。。。
<あとがき>
今回初めての薪窯体験への参加でしたが、焼くという仕事がこんなに大変なんだ。と実感させられました。
炎を見ながら、最初に火を起こした原人?はすごいなぁ~ この熱を もっとエネルギーとしてエコに利用できたらいいのになぁ~ と熱と腰痛に格闘しつつ、こんな余計なことも考えてながらやってました。
(遠藤先生すみません!)
先生にとっては、年に一度の大きなお仕事なのに、ド素人な私がお手伝できたこと、本当にありがたいです。 私は趣味の領域ですが、お陰さまで、今回の経験により焼きものを創るという事に対し、ますます楽しみを感じるようになりました。
遠藤先生、福田先生。お世話になった皆様。本当にありがとうございました!!(^^♪
薪窯体験2009年
薪窯焚き体験談 (2009年10月8日~11日)
今回の薪窯は、台風18号が心配でした。幸いなことに、10月8日火入れをする直前に台風が去ってくれて、無事に白糸陶房さんにて、薪窯を行うことが出来ました。これも皆さんの行いがよかったからでしょうか。
清風窯からは9日からと10日からの2つのグループに分かれてお手伝いに行ったのですが、本レポートは10日から参加したメンバーからのレポートです。
まずは、最終日の攻め焚きから
前面の穴窯の熱が、奥の登り窯に流れて行きます。
最終日の仕上げには、この登り窯の焚き込みが始まるのです。
三方(穴窯の前面と登り窯の左右)から薪を放り込みますので、開いた焚き口から炎が噴出してきます。
使う薪は灰を溶かす為に、火力の強い赤松です。
登りの左右から薪を入れ、火の落ち着いたところで、前面から薪を放り込みます。
煙と炎が部屋の中に立ち込めます。
ここでも、温度のバランスを保つように、薪の本数、タイミングを変えていきますが、暑いのと、眠たいのとで結構大変です。
いつもは11月に焚くのに、今回は10月だったこともあって、暑いくらいでした。・・・・・・・・・
時間を薪(巻き)戻してみると・・・
山中湖から見た富士山です。 ススキがそよぎ,秋ですね。
国道139号線 富士パノラマラインから「道の駅なるさわ」を過ぎ、左に曲がると牧場が広がってきます。 朝霧ジャンボリーも近くです。
白糸の滝から歩いて5分ほどですから、この看板からもうすぐです。
白糸の滝は、全国各地にありますが、静岡県の白糸の滝は、落差20m、滝巾200m で、上流に川が無いのに滝があるのは、富士山の雪解け水が岩盤から湧き出て滝となっているのです。
今回、初参加のメンバーは、白糸陶房ではなくて、白糸の滝の駐車場に入ってしまいましたが、なんとか予定の時間に到着です。
白糸陶房の駐車場には看板があります。
自然とともに暮らしているという雰囲気です。
看板は、電柱にあったり、途中にもいろいろ あるのですが、つい見落としてしまいますね。
木曜日に火入れをして、金曜日は先発隊3人が頑張って、温度は1000℃まで上がっています。
相模原を出た時、良い天気で、木曜日の台風の湿り気も吹き飛ぶぞ・・と、るんるん気分で運転してきました。
白糸に着いてしばらくすると雨が降り始めました。
掻き出した炭まじりの灰に雨がかからないように、トタンをかけたり。
これだけ薪があっても今回の窯焚きで全部無くなってしまうのだから、相当なもんですよ。
今回、窯を暖めるために薪を使ってしまったとかで、どうなるのかなぁと心配です。
外から見ても勿論ですが、薪はいっぱい、内側にもいっぱいあるのですが、今回の窯で全て燃やしてしまいます。
雨は上がり、太陽も顔を覗かせました。
時間はおだやかに過ぎて、クヌギの燃え方も良くて、パチパチという音が伝わってきます。
眠りをさそうような本当にいい気分です。
窯の前に座っていると、窯が吸い込む空気の流れがそよ風となって、とても気持ちがいいのです。
外から見ると何気ないのですが、窯のそばでは、火が噴出して来て、「キャー」とかとてもにぎやかです。
今回、初めてのメンバーも一所懸命です。
元教師とか、栄養士、保父、コンピュータ関係とかバラエティーに富んでいます。

二人が相談しているように見えるのは、これから何を燃やして、何度で何時間キープするかという のをボードに書いて指示している ところです。
この時間は酸化、それから還元とかの指示もしてしているのです。
2回薪をくべる合間に1度灰を掻き立てます。
この作業は、還元焼成時に下に溜まった灰を巻き上げ、作品の上に灰を積もらせます。
窯に供給する酸素を制限しながらの焚き方なので、窯が酸素を欲しがって火が外に飛び出してきます。
これまで、薪の放り込むタイミングを温度計と窯の上の炎の様子で行ってきましたが、今回窯の中に残っている燃え残り方でもタイミングを変えないといけないなぁと感じました。
灰はロストルから下に落ちますが、ここの状態も山状に積もっているのと、平均に積もるのでは、燃焼の仕方も変わっているようです。
火掻き棒で内を探って、薪をかき寄せ、灰を掻き立てますが、燃えの状態がわかるようになってきました。なかなか奥が深いですよ。
薪をくべて、かき回して、灰を掻き出して・・という作業を延々とやっているわけですが、楽しみはやはり食べること。
白糸陶房の奥さんの料理がおいしいものですから、とても楽しみ。
昨日は「焼きソバ」だったそうです。 今日の昼は、お願いしておいたカレーです。
保父君は昨年私と競った仲で、今回は、大盛り2杯。 若いっていいね。
私も皿を舐めるほどきれいにいただ きました。 本当はおかわりしたかったのですが、その前のホイル焼きがきいて、おなかと相談して1杯で抑えましたです。
掻き出した灰がいっぱいあるものですから、この余熱を使って、「おいも」とか、「かぼちゃ」を焼いていただい ています。形で、どれがそうか判りますよね。
本当においしいんです。 かぼちゃは栄養士の○野さんが持って来てくれて、種付きのままで本当に甘くておい しかった。
先程、焼き芋も食べ、焼きカボチャも食べ、奥さんの作ったカレーを2杯も食べたというのに、○野さんがカレーの支度をしてきてくれたとのことで、保父君から「ねえ、作ってよ」 「まだ入るの」 「大丈夫だから」 という会話も聞こえます。
食べきれなかったらおしおきだからね
どれどれ、しょうがない、作るとするか
フランスパンをこんがり焼いて、牛肉たっぷりのキーマカレーをパンに載せて、これも美味。
保父君は5枚いただいたそうだ。 私は2枚。 おいしかったゴチソウさまでした。


窯焚きを始めてから3日目、最後の溶かしに入っています。
薪窯は釉薬を掛けないで焼くというと、一般の方は、一様に驚かれます。
釉薬を掛けないで、ガラス質のもので覆われて焼きあがるというのは本当に不思議な気がします。
しかし、釉薬の土灰(ドバイ)は、この出て来た灰を水で何回もアク抜きしたものですから、同じなんですね。
釉薬を掛ける代わりに、窯の中で自然に降りかかった灰を溶かして焼き上げますので、灰だけでなく手間と時間も掛かっているのです。
1190℃には上がったのですが、1210℃まで上げたいと・・・遠藤先生の指示ですが、清風窯のメンバーでは、なかなか上がらない。
理由はいろいろありまして、ほんの数秒の違いですが薪を入れるタイミング、放り込む時間、薪の本数などがあるのです。
メンバーチェンジ!!、御大の遠藤先生のお出ましで、ようやく1210℃をクリアー
灰の乗り具合と、溶け具合をチェックする為に、引き出しを何個か入れてあります。早くどんな風か見たいと全員が思っているのですが、なかなかその時が訪れません。
窯の中へ鉄の棒を差し込んで、引き出します。
1200℃は、鉄の溶ける温度ですから、手早くやらないと、棒自体が融けてしまうのです。皆が息を呑んで注目する一瞬です。
待ち構えているもう一人が、炭ハサミで受け)取り、バケツの水に漬けるのです。
真っ赤に焼けた1200℃を水で一気に冷やします。空気を入れると割れますので、慎重に受け取って、冷やします 音はシュワ、チュワッチュワッ ・・てな音を立てながら、泡を立てながら火の塊が冷えていくという感じです。
もちろん炭ハサミを持っている手にも、沸騰する水が暴れるように伝わってきます。
最後の攻め焚きは、忙しくて写真も撮れていませんが、午前1時過ぎに終了となりました。
昨年は,朝の10時頃だったことを思うと、随分早く終わりました。
あれだけあった薪が底をついて、割る元の材料も無いので、薪が終わり次第終了とのことで、いつもよりずっと早い真夜中の1時で終了。
いつもながら奥さんには申し訳ありません。保父君飲もうよ・・という遠藤先生のお誘いに勝てる訳もなく、宴会となってしまいました。。
テーブルの真ん中に並べてあるのは、先程の引きしです。
引き出しは、5個ですが、ここに居るのは窯主の遠藤先生を除き11名も居ます。
そこで、遠藤先生の作品も追加してもらって、アミダで全員に渡ることになったというわけです。
私は、登りからの引き出し(珈琲カップ)をいただきました。少し横になったと思ったら、もう朝です。
皆さんご苦労さまでした。
充実した、普段味わえない時間でした。焼き上がりがどうなるか、ここちよい疲れに包まれて、白糸を後にします。
2009.10.11 杉山 記
(写真は、福田さん、川村さんからも提供していただきました。)